簡単接続、1Gbps高速データ転送を実現 オールインワンタイプ防犯・監視カメラ用通信BOXを開発 監視カメラとPoE接続することで無線ダウンロードを実現

パナソニック(株)は、60GHz高速無線技術と高速メモリーを組み合わせることで最大1Gbpsの高速データ転送が可能な「60GHz無線通信メモリーアダプター」に、専用のメモリーカードを予めセッティングし、さらにGPS自動時刻補正機能やPoE給電機能も屋外用キャビネット内に組み込んだ、オールインワンタイプ 防犯・監視カメラ用60GHz通信BOXを開発した。
近年、防犯や見守りを目的とした街頭監視カメラの設置が増加している。街頭監視カメラは2020年には国内年間30万台規模になると予測している(同社予測)。
街頭監視用のカメラの設置の多くは、電柱や店舗の軒先など高所が大半を占めており、ネットワークケーブルの引き回しが困難な場所も多く、画像の保存にはカメラ本体に挿入したSDメモリーカードや、カメラの周辺に設置した外付けのメモリーなどが多く利用されていた。しかし、録画したデータの確認やバックアップにはカメラ本体からカードを取り出す等の作業が都度必要であった。
このような中、同社は60GHz高速無線技術と高速メモリーを組み合わせることで最大1Gbpsの高速データ転送を可能とした「60GHz無線通信メモリーアダプター」を提供してきた。「60GHz無線通信メモリーアダプター」とネットワークカメラを接続することで、専用メモリーカード内に保存された画像データを、必要な時に無線で転送して確認することができる。これにより、高所での作業の削減や作業時間の短縮を図ることができるようになった。さらにユーザーからは、屋外設置用として、監視カメラへの電源供給も可能なオールインワンタイプへの要望が多く、この要望に対応して同社は、従来の「60GHz無線通信メモリーアダプター」と専用メモリーカードをセットにし、PoEによるカメラへの給電機能も組み込んだ、オールインワンタイプ 防犯・監視カメラ用60GHz通信BOXを開発した。

◆「無線通信メモリーアダプター」の特長
・無線とメモリーの融合(リモートメモリーアクセス)
無線を介して接続先メモリーへの直接アクセスを実現している。端末の処理能力に依存しない高速伝送が可能。
・60GHz高速無線(簡単アクセス技術)
60GHz帯無線の直進性を生かした「簡単アクセス技術」を搭載している。向けるだけの簡単接続を実現。また、電波干渉の影響が大幅に低減されるため、街中の使用でもより安定した動作を実現する。
・データ通信の保護(ハイブリッド通信保護機能)
60GHz高速無線メモリーアダプター同士が接続すると、瞬時にセキュリティ機能が作動。国際標準の暗号方式、エリア限定通信、独自セキュリティ接続の「ハイブリッド通信保護機能」で、データ通信を保護する。

◆開発品「オールインワンタイプ 防犯・監視カメラ用60GHz通信BOX」の特長
・高速ダウンロード
「超高速60GHz無線技術」と「超高速メモリー」を組み合わせ、超高速無線ダウンロードを実現。最大通信距離:6m、最大通信速度:1Gbps(公称値)。なお、通信速度は距離に応じる。
・オールインワン
商用電源(AC100V)があれば、設置するだけで即稼働。専用メモリーカードへの録画機能、GPS自動時刻補正機能、監視カメラへのPoE給電機能を屋外用キャビネット内に組込済み。
・専用PCアプリを用意
無線接続設定、ファイルダウンロード、暗号化ファイルの復号、改ざん検出機能に対応した専用PCアプリ(Windows10用)を用意。
・高いセキュリティ
AES128ビットによる通信保護機能。録画データ暗号化によるコンテンツ保護機能。

パナソニック(株)
http://www.panasonic.com/jp/