無線システム安全利用のサービスを開始 社内/社外のアクセスポイントをリアルタイムで分析し、安全なデータ接続を提供

(株)アズジェントは、Coronet Cyber Security Ltd. (コロネットサイバーセキュリティ 所在地:イスラエルと契約を結び、モバイルデバイスがWi-Fiやセル(携帯電話)の基地局を安全に活用できるためのサー ビス「セキュリティ・プラス ワイヤレスセキュリティサービス」(仮)の提供を開始する。
スマートフォンやタブレットの普及により Wi-Fi やセル経由でのデータ通信を利用するユーザが著しく増えている。 IPA(情報処理推進機構)が実施した「2016 年度情報セキュリティの脅威に対する意識調査」によると公衆無線 LAN などのフリーWi-Fi を利用して接続するユーザは 31.5%で、前年度より増加傾向にある。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えて、総務省では公衆無線LANの整備の促進に取り組んでおり、今後も無線LANは増加していくと予測される。公衆無線LANは外出先で高速な回線を利用できたり、携帯電話回線のパケット通信料を削減できたりというメリットがある一方で、セキュリティ上の懸念も存在する。
公衆無線LANやセルの基地局利用において想定される脅威は、第三者による盗聴、なりすましによるサービス利用、悪意のあるAP(アクセスポイント)への接続などがあげられる。このため、ユーザ側が安全なAPを選択することが求められる。しかしながら、脆弱性をもったAPや正規のAPに似せた悪意のあるAP等をユーザ側で判別するのが難しいのが現状。
国内外に出張した際、空港やホテルなどの Wi-Fi アクセスポイントに接続を行うことに、セキュリティ上の不安を漠然と感じているビジネスマンが多いのが事実。また、不正APを立てられていたとするとVPNを張って通信をする場合でも、VPN に接続する際の ID 及び PW が盗まれてしまい、以後、正規ユーザとして企業のネットワークに侵入されるセキュリティホールとなってしまう。実際にここ数年で、DarkHotel 攻撃、ドイツテレコムの顧客向け攻撃、Wi-Fiルータのトロイの木馬攻撃などが相次ぎ報告されている。また、YouTubeでWi-Fiをハッキングするデモの視聴率が非常に高くなってきている。
Coronet 以前の Wi-Fi セキュリティは社内 AP へのセキュリティしか提供できなかった。Coronet は、唯一、 社外も含めたグローバルなWi-Fi及びセル通信に対してのセキュリティを提供する。
Coronet のソリューションは、携帯電話やノート PC などのモバイルデバイスが安全に無線システムを利用するためのセキュリティプラットフォーム。予め定義されたセキュリティレベルをクリアしていないAPへのアクセスをブロックする。 また、接続後も通信の挙動を監視。たとえば、ARPテーブルが変更されるといった異常が発見された際にはすぐに接続をブロック。Coronet 社は脅威分析要素を用いた独自 AI アルゴリズムに基づいたグローバルなビッグデータとクライアントモバイルデバイスの両輪でAPをリアルタイムに分析しているため、新しく作成されたAPに対しても脅威の有無を確認することができる。 さらに、Windows、Mac OS、Androidはもちろん、iOSにも対応しているため、すべての端末に対して同一のセキュリティレベルを保つことができる。
同社は Coronetのソリューションを 2017年5月より、MSSP サービスとして提供。ユーザ企業にかわってセキュリティポリシーを設定し、運用管理を行う。「セキュリティ・プラス ワイヤレスセキュリティサービス」を利用することで、ユーザは組織のセキュリティポリシーを守った安全な無線通信を行うことができる。尚、価格はオープンプライス。

(株)アズジェント
TEL 03-6853-7402
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