ARIB STD-T116 準拠の SCPC/4 値 FSK 方式に対応「市町村向け移動系デジタル防災行政無線システム」を新発売

(株)JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、ARIB STD-T116準拠のSCPC/4値FSK方式に対応した「市町村向け移動系デジタル防災行政無線システム」の発売を開始した。 無線統制局から移動局まで、使用環境に合わせた柔軟なシステム構築を可能にする多彩な構成商品をラインアップする。
 防災行政無線は、文字/データ等の伝送、双方向通信、あるいは信エリアの拡大など、多様化する通信ニーズへの対応や平常時の有効活用などが求められていることからデジタル方式の導入が進んでいる。特に災害時に現場から情報収集などをするために、車載型や携帯型の移動局で市町村役場等と通信する、あるいは移動局同士で通信を行う移動系防災行政無線においても、国が周波数の一層の有効活用を目的に、アナログ方式からデジタル方式に移行する市町村等を対象とした支援事業を行うなど、デジタル化の促進を図っている。
同社は、150MHz帯または400MHz帯の市町村向け移動系アナログ防災行政無線システムを販売してきたが、今まで培ってきたデジタル無線技術を生かして、今回デジタル方式への移行に対応する、ARIB STD-T116準拠の260MHz帯「市町村向け移動系デジタル防災行政無線システム」を発売する。 同システムは、4値FSK方式の採用により、従来のπ/4シフトQPSK方式に比べて比較的低コストでシステム構築が可能なため、既存システムからの入れ替えに際しても費用負担を抑える。市町村役場等に設置する統制局、基地局と、移動局の半固定型、車携帯型、車載型、および携帯型までに対応。多彩な構成商品をラ インアップし、地域ごとのさまざまな使用環境に柔軟に対応する。

◆「市町村向け移動系デジタル防災行政無線システム」の主な特長
・ARIB STD-T116 に準拠し、低コストで導入が可能
ARIB STD-T116に準拠しているため、従来の π/4シフト QPSK方式に比べて比較的低コストで導入が可能。また、同一規格の設備を導入している近隣市町村との応援通信にも対応する。
・多彩なオプションの装着により移動局に対応するさまざま運用形態に対応
移動局用無線機には、オプションの装着により半固定型、車携帯型、車載型、携帯型といった、さまざまな運用形態に対応。また、携帯型無線機は防塵防水性能(IP54/55/67)を搭載。過酷な条件下での運用が可能。
・遠隔制御装置には高い操作性の液晶タッチパネルを採用
複数基地局にも対応する遠隔制御装置には、カラー表示の液晶タッチパネルを採用し、操作性と視認性を両立。
・スリムラック対応の基地局無線装置による冗長構成が可能
基地局無線装置はスリムラックに対応し、冗長構成をとることにより、故障発生時でも運用の継続が可能。

(株)JVCケンウッド
国内無線システム営業部公共社会グループ TEL 045-443-3123
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