i-PRO EXTREME(アイプロ エクストリーム)シリーズ 事業展開、新シリーズの特長を発表

パナソニック システムネットワークス(株)は、セキュリティシステム i-PROの新たなシリーズ、i-PRO EXTREME(アイプロ エクストリーム)シリーズの第一弾商品を2017年3月より順次発売することを発表した。

◆事業展開
パナソニックAVCネットワーク社は、2017年4月1日よりコネクティッドソリューションズ社へと生まれ変わる。このコネクティッドの言葉には、お客様により深くつながり続け、ものづくりパナソニックのDNAがたくさんつまったコア商材をIoT技術でつなげることで、お客様の事業の成功に貢献できる「お役立ち」を提供するという意思がこめられている。コネクティッドソリューションズ社は、航空、製造、エンタメ、流通・物流、パブリックの大きく5つの事業体に再編し、そのうちのパブリックの安心・安全に向き合う事業部をセキュリティシステム事業部が担い、IoT技術で安全・安心・快適な社会を共創するとしている。
発表会に登壇した同社セキュリティシステム事業部長の島田 伊三男氏は、「1957年、当時世界初の真空管を用いた監視カメラを原点に、以来60年間、監視カメラから監視システム、監視サービス、クラウドへと事業領域を広げ、記念すべき2017年に「i-PRO EXTREME」を投入することによって新たなIoT時代の新たな挑戦の扉を開きたいと考えている。IoT時代、激変する市場環境の中で、これまでは、とにかくきれいに撮影し、しっかりと録画し、何かあれば後で確認するというパッシブ(受け身)なセキュリティシステムであったが、今後は、お客様の様々な要望に応えるために、情報を獲ってくる、情報を活用するこの大きく2つの切り口で大きく進化を遂げたい。また、監視センサのみならず様々なセンサを活用して、必要な情報を獲りにいくAIセンシングへと進化させ、一方で、監視映像のみならず、さまざまな情報をクラウドで統合して解析し、リアルタイムに活用するAI解析へと進化させていきたい。5つのコア技術、獲れなかった情報が識別できる「センシング Extreme Visibility」、過酷な環境下でも情報を獲り続ける「高耐久性 Extreme Reliability」、クラウド・ネットワークの負荷を軽減する「データ高圧縮 Extreme Compression」、エッジ側、クラウド側での分散処理により高速データ解析を実現する「データ解析 Extreme Analytics」、高度化するサイバー攻撃の脅威に備える「データセキュリティ Extreme Data Security」を磨き続け、今後は、アクティブにセンシングをし、アクティブに解析をしていき、そして業界の皆様とIoT時代の情報活用ソリューションを作っていきたいと考えている。」と述べた。
国内ネットワークカメラ市場において13年連続首位の座をキープし成長し続けている同社。
今後3年間で、監視カメラシステム市場も現状の1.6倍、監視システムの市場に上乗せするIoTによる画像活用の新しい事業といった市場も3.5倍に広がると予測されている現状で、今後の同社の開発動向に注目が集まっている。

◆新シリーズの特長
i-PROは、2005年に第1弾を発表以来、2010年にはH.264にプラットフォームを刷新するタイミングでi-PRO SmartHDをコンセプトに現在までのシリーズを展開してきたが、2017年は、IoTの時代を見据え、カメラ、レコーダー、映像管理ソフトウェア、エンドtoエンドすべてのプラットフォームを刷新したシリーズをi-PRO EXTREMEシリーズと名付けて、究めた技術、究めた機能にこだわった製品をリリースしていく。2017年は、第1弾としてカメラ全27モデル、レコーダー全11モデル、映像監視ソフトウェアも刷新してリリースする。さらに、強力なアナリティクスの技術を搭載したモデルやデータ解析によるソリューションも展開していく予定。
・iA高画質
 iA(インテリジェント・オート)モードにより、被写体の動きや逆光で見えにくかった車両ナンバーや顔の映像に対し、カメラが自動的に移動物体、移動速度、顔、光量(昼・夜・ヘッドライト)のシーンを検知し、より最適な設定をリアルタイムで行い、対象物のより最適な映像を撮影する。
また、新たに搭載したカラーナイトビジョン技術により光量の少ない環境下でもカラーでの視認性を向上、同社従来比で最大5.8倍(WV-S2131、照度0.012ルクス)の感度を実現。夜間の暗い屋外駐車場や街頭監視において車輌や衣服の色が更に識別しやすくなった。
スーパーダイナミック機能もより強化され、144dBのダイナミックレンジを実現し、新iA機能との組み合わせにより、明暗差が非常に大きい場合の動きのある被写体に対しても顔の識別性が格段に向上している。
・H.265 高圧縮
映像情報のみならず、さまざまな情報がクラウドにアップロードされ、統合され解析されて活用されていく中で、映像の確度をあげるため、解像度がどんどん高まる中、データを圧縮することにこだわり、H.265と独自のSmart Coding技術により、H.264と比較して配信・録画のデータ容量を最大50%削減することで、記録時間を2倍に伸ばしたり、従来のHD解像度システムと同等帯域にてFHD解像度システムへとグレードアップすることも可能にする。さらに、顔を自動検知し部分圧縮調整を行う業界初の顔スマートコーディング技術の搭載で、データサイズの効率化が図れる。
・データセキュリティ
さまざまなものがネットにつながる現在、監視カメラを含む130万台以上のIoT機器がウィルスに感染し、機器の誤作動やこれを踏み台にした攻撃に悪用される恐れがある等の報道がある。IoT機器の一つである監視カメラもネットワークにつながり、ハッカーの脅威にさらされている。
このような脅威に対して、単に暗号化するだけでは不十分と考え、i-PRO EXTREMEシリーズは、サイバー攻撃対策としてSymantecとの協業により、CA局が発行したデバイス証明書をプリインストールした世界初のカメラを開発した。
カメラ、レコーダーに標準搭載することで、なりすましなどを防止し、システムトータルで高いセキュア性を確保する。
また、ネットワークディスクレコーダーWJ-NX400K等に搭載されているTURBO-RAID(TM)機能は、ハードウェアによるRAID5/RAID6機能を搭載し、ハードディスクの万が一の故障時にも記録映像の消失を防止する他、従来の1/30時間で復旧が可能となり、記録映像の消失リスク、故障時の復旧時間の両面で強力にサポートする。
・ハードディスク長寿命
さらに、稼働の少ないHDDをスタンバイにして消耗を抑制しHDD推奨交換周期を最大7年まで長期化する機能も17年秋より対応予定となっている。
・i-PROリモートメンテサービス
お客様のシステムを同社のリモート監視センターで監視、異常時は迅速な駆けつけ対応。ハードディスクの故障の予兆を独自ノウハウで分析し、交換時期の提案をする。このようなサービスを外部のリモート監視の環境において行う。録画が止まって、データが記録されていないといった業務上のロスを減らし、録画欠損・ダウンタイムの抑制が期待される17年度開始予定のサービス。

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