2017年法人向け事業戦略を発表”先進技術と高い実績を融合した防御アプローチ「XGen」”とパートナー協業により幅広い顧客環境に最適なセキュリティソリューションを提供

  トレンドマイクロ(株)は、2017年の法人向け事業戦略を発表した。
2017年の注力ポイントは下記の3点。
◆先進技術と高い実績を融合した防御アプローチXGen(エックスジェン)に基づいたセキュリティソリューションの提供
昨今の企業や組織は、短期間に多数の亜種が発生するランサムウェアなどの脅威に晒されている。複数の亜種が増加を続ける脅威には、AI(人工知能)技術を用いて、既知の脅威を学習し、迅速に新たな脅威を見つけ出すことが有効。あわせて、パターンマッチングのように検出精度が高く、パフォーマンスに影響を与えにくい技術を用いることで、セキュリティソフトの検出率とパフォーマンスの向上を両立することが求められる。企業や組織は、特定の標的に対して攻撃を行う標的型サイバー攻撃などに代表される未知の脅威にも晒されている。このような未知の脅威に対しては、サンドボックス(仮想環境)でプログラムを動作させ脅威か否かを判定するような対策が有効。同社は、これらの脅威に対して、AIやサンドボックスのような先進技術とパターンマッチングをはじめとした高い実績を融合した防御アプローチ「XGen」に基づいたセキュリティソリューションを下記の3つのレイヤ向けに提供する。
・User Protection(多様な環境におけるユーザの保護)
「XGen」に基づいた企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」に加えて、下記の製品に「XGen」に基づいたAI技術による機械学習型検索機能を新たに搭載する。
クラウド型総合ゲートウェイセキュリティアプライアンス「Cloud Edge」
クラウドアプリケーション向けセキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」
クラウド型エンドポイントセキュリティサービス「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」
・Hybrid Cloud Security(クラウド&仮想化セキュリティ)
ITインフラの多様化やサーバを標的にしたランサムウェアの増加によりサーバセキュリティの更なる強化が求められる。総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」が新たなITインフラ(Docker)に対応した。今後、「XGen」に基づいたAI技術による機械学習型検索機能を新たに搭載し、増加するランサムウェアの対策を強化する。また、サンドボックス連携により標的型サイバー攻撃への防御力を向上する。
・Network Defense(複雑化するネットワークの防御)
隠ぺい化する標的型サイバー攻撃を可視化するために、ファイアウォール、IPS/IDS、プロキシ、SIEMなど様々なセキュリティ製品を連携させ、脅威を特定することが重要。2017年は、ネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Inspector」と、Webフィルタリング、ネットワーク検疫、デバイス制御などの国内の他社セキュリティ製品との連携を強化。これによりユーザー環境の防御力向上に寄与する。また、下記の製品に、「XGen」に基づいたAI技術による機械学習型検索機能を新たに搭載する。
ネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Inspector」
ネットワークセキュリティ製品「TippingPoint」

◆セキュリティの運用・監視サービスを提供するマネージドセキュリティサービスパートナーとの連携強化
規模や業種によって異なるユーザーのセキュリティ課題を解決するために、セキュリティの運用・監視サービスを提供する「マネージドセキュリティサービス、以下MSS)パートナーと連携し、中小企業から大企業まで顧客環境に最適なセキュリティソリューション提供を推進する。中小企業には、エンドポイント、ネットワークのセキュリティをSaaS型で提供し、顧客のITインフラを包括的に運用・監視するパートナーと協業し、主に標的型サイバー攻撃・ランサムウェア対策製品の販売促進を行う。中堅・準大手企業には、クラウド/仮想化関連のグローバルアライアンスパートナーおよび国内パートナーとの連携を強化し、クラウド、オンプレミスなど多種多様なサーバのセキュリティ向上を支援する。大手企業には、標的型サイバー攻撃に対するセキュリティソリューションを提供し、複数のセキュリティ製品を運用・監視するパートナーと協業することで標的型サイバー攻撃に対するユーザのセキュリティ強化を支援する。

◆ホーム/自動車/工場向けIoTセキュリティソリューションの提供
様々なデバイスがインターネットに接続されるIoT時代に適したセキュリティソリューションを「Connected Home(ホーム)」「Connected Car(自動車)」「Smart Factory(工場)」に対して提供する。
・Connected Home(ホーム)
ホーム向けには、家庭内の複数のスマート家電をまとめて守るホームネットワークセキュリティ製品
「ウイルスバスター for Home Network」を既に提供している。今後、通信事業者と協業しセキュリティを付加したインターネットサービスを提供。また、ルータなどを提供するネットワーク機器ベンダーに、ネットワークレイヤで保護するセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」をOEM提供することで家庭内のスマート家電を保護する。
・Connected Car(自動車)
ソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)を含むIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」を、自動車/車載機器メーカーに提供し、自動車のリスク検知(システム整合性確認、異常検知、脆弱性検知など)とシステム保護(アクセス制御、仮想パッチなど)を実現する。
・Smart Factory(工場)
工作機械や産業用ロボットを提供するメーカーに対して、ネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Inspector」、ロックダウン型ウイルス対策ソフト「Trend Micro Safe Lock」、「Trend Micro IoT Security」を提供し、セキュリティを組み込んだ製品を提供する。また、PLC、EWS、FAユニットなどを用いて産業用システムを構築する制御系システムインテグレーターと協業し、ネットワークセキュリティ製品「TippingPoint」、総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」などのセキュリティソリューションを提供する。

トレンドマイクロ(株)
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