新刊紹介「リスクマネジメントの真髄ー現場・組織・社会の安全と安心」

  (株)成山堂書店では、「リスクマネジメントの真髄ー現場・組織・社会の安全と安心」を発行した。
同書では、「リスクマネジメントとは何か?」、「安全と安心、危険とリスクの違いは?」などの基本的な解説から、現場レベルではどのように実践するのか、それを組織に広げた場合はどうすればよいのか、さらに広げて社会全体としてどのようにリスクマネジメントすべきかを、段階ごとに図解と実例を交えてわかりやすく解説している。
技術が進歩し対策も十分にとらているはずなのに、何らかの事故やトラブルに関わるニュースが定期的に報道されている。それは、高度化・複雑化・巨大化した産業・社会の宿命ともいえ、また、“人間はミスをするもの”という根源的な部分に根差しているともいえる。すなわち、どんなに優秀な安全担当者でも個人単位で安全を確保することは困難であり、チームによる安全確保の体制づくりが肝要であることは明白である。
同書は、リスクマネジメントの基本から実践の方法を、具体例を示しながらわかりやすく解説したものである。特に
リスクマネジージャーの育成と、現場や組織全体がどのようにリスクマネジメントに関わっていくべきかについて詳しく解説している。また、いまだに部下から上司へ安全のための提言を行うことが憚られる雰囲気のある現場もあると聞くが、そうならないための組織づくりや安全文化の醸成に向けてのヒントについても言及している。
リスクマネジメントの担当者はもちろんのこと、組織全体で安全を確保することが求められてることを鑑みれば、直接リスクマネジメントに関わりのない部署の方々にも多くの示唆を与える1冊といえる。

◆著者名:井上欣三 編著 北田桃子・櫻井美奈 共著
発行年月日: 2017年4月28日
サイズ/頁数: A5判/160頁
価格(本体価格):2,160円 (2,000円)


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