改正消防法による緊急地震放送に対応した非常業務放送システム 壁掛型非常業務放送装置「EM-K150 シリーズ」を発売

 JVC ケンウッドグループの(株)JVC ケンウッド・公共産業システムは、JVC ブランドより、改正消防法に よる緊急地震放送に対応した、壁掛型非常業務放送装置「EM-K150 シリーズ」の発売を開始した。同装置は、建物の規模や用途に応じて設置が義務付けられている非常用放送設備であり、平時の業務放送や火災時の非常放送よりも、地震時の緊急地震放送を優先して放送することが可能。また、プログラムタイマーと豊富な 38 種業務メッセージの標準搭載や無線機との連動、多棟システムへの対応など業務放送としての機能も大幅に強化した。
非常放送装置は消防法により建物の規模や用途に応じて設置が義務付けられており、壁掛型の非常業務送装置は規模の比較的小さい保育園や幼稚園、福祉施設、スーパーマーケットなどに多く設置されている。こうした非常放送装置は、主に通常の業務放送や非常放送の用途で使用されてきたが、平成21年の消防法改正により、従来業務放送の扱いだった緊急地震速報を非常放送に優先して放送することが可能となったことで、防災意識も高まり、小規模施設に設置される壁掛型の非常業務放送装置においても、同法改正に対応した機器が求められている。そこで、壁掛型非常業務放送装置の新しいラインアップとして、同法改正に対応する「EM-K150 シリーズ」を発売した。同装置は、緊急時だけではなく、通常時の業務放送としての機能も大幅に強化。プログラムタイマーの標準搭載による定時放送の自動化といった業務放送としての通常使用時の機能面の充実、使いやすさや、無線機との連動性、さらに、これまで壁掛型の非常業務放送設備ではできなかった多数の棟に対する全棟一斉放送の構築といった拡張性を備えている。非常時、緊急時、通常時などのさまざまな場面で、避難誘導から業務連絡、BGM 放送まで、建物内の人への有用な伝達を可能にするとともに、スタッフの業務削減にも貢献する。

◆「EM-K150 シリーズ」の主な特長
・改正消防法による緊急地震放送に対応
改正消防法に対応し、非常放送鳴動中に緊急地震速報を受信すると緊急地震放送を優先して放送する。なお、停電時も非常放送用の蓄電池を使って緊急地震放送をする。
・曜日・時刻・エリアを設定して放送できるプログラムタイマーを標準搭載、豊富な放送音源も内蔵
曜日・時刻・エリアを設定して放送できるプログラムタイマー音源を標準搭載。別途タイマーや再生機などのオプション接続も不要。タイマーのスケジュールは、曜日ごとの 7 種類に加え、臨時用に 2 種類(パターン A/B)を登録できるので、学校などで短縮授業や定期テストなど一時的なプログラムとして登録することができる。業務放送メッセージは、チャイムやサイン音楽、ラジオ体操、開閉店アナウンス、避難訓練などを想定した定型メッセージなど豊富な音源 38 種類を搭載。また、オリジナルメッセージを 5 つまで登録できる。さらに、プリセットされた音源を入れ替えることで最大 43 種類のオリジナル音源を登録することも可能。
・無線機との連動機能を搭載
同装置は、インターフェース機能を内蔵しており、離れた場所の無線機から同装置を起動して、無線機からの声を構内放送することができる。緊急時に、現場からリアルタイムな状況を判断して放送する場合や、放送する人も移動・避難しながら、構内に残っている人への避難誘導の一斉放送をするといったこともできる。
・非常/業務放送の多棟システムに対応
同じ敷地内に複数の建物がある大学や工場などで、ニーズが高まっている一斉非常放送/一斉業務放送に対応。遠隔操作器「EM-C154」を接続し、全棟一斉式集中リモートマイクユニット「TZ-51536」を用いることで非常 /業務放送の多棟システムを構築が可能。なお、各建物の放送設備がラック型/壁掛型と混在していても使用できる。
・エネルギー効率に優れたデジタルアンプに対応
従来機「EM-K100 シリーズ」で好評の、エネルギー効率に優れたデジタルアンプに対応。デジタルアンプ全 4 モデルから使用規模に応じて 80W から 400W まで幅広く選択することができる。

(株)JVC ケンウッド・公共産業システム
http://jkpi.jvckenwood.com/