ジーエルソリューションズ製品説明会 2017 TOKYO手軽に入退室管理を実現するAcCENTiO XRC10シリーズも発表

 ジーエルソリューションズ(株)は、6月22日・23日に、同社事務所のある東京鞄会館において第16回製品説明会 2017 TOKYO を開催した。
2階にプレゼンテーション会場、3階に展示スペース、商談スペースを設け、両日とも多くの来場者で賑わった。
同社は、製品開発を必要とするユーザーには部品として「機器組込用リーダライタ」を、構成する製品を必要とするユーザーには「筐体入りリーダ」を、ソリューションを必要とするユーザーには「システム」を、というように、取引先の求めるスタイルでさまざまな非接触ICカード関連の製品・システムを提供する他、さまざまなカードを標準在庫することでカード・タグの少量短納期も実現する。リーダライタは年間約28万台、カード・タグは41万枚を出荷している。
さらに、CLUB CENTiO(クラブセンティオ)、AcCENTiOの会(アクセンティオの会) という二つの協業組織によるパートナーシップも年々強化し、より緊密な協力関係を構築して、取引先の満足度向上を図っている。

◆製品展開
2016年度も、HIDクラス版小型卓上マルチリーダ XR06U-TI、HIDクラス準拠マルチICカードリーダモジュール TM12-U-K、CLRC663搭載マルチICカードリーダライタモジュール NM38シリーズなど、多くの新製品の提供を開始した。
2017年度は、“次世代自動認識技術確立の具現化”を製品開発テーマとして、2015年度より進めてきた新世代RFID ICチップを利用した開発への切替え、Bluetooth Low Energy(BLE)技術およびNFC Dynamic Tag技術の採用とそれらの融合などの基礎研究を、製品化に結び付けていくことした。それらは、2020年東京オリンピック・パラリンピック、数年後にマイナンバーカードを利用したさまざまな機器・システムの需要が大きく拡大することを見越した開発方針である。
また、スタンドアロン電気錠制御リーダ XRC10シリーズ、HIDクラス小型卓上マルチリーダXR06U-TIの機能拡張版といった新製品発表に加え、主力製品の壁付型リーダXR01シリーズのRFID ICをPN5180に切り替えるとともに、BLEを搭載したハンズフリー対応製品として提供する計画を披露した。さらに、CLRC663チップを搭載したマルチリーダライタモジュールNM38シリーズをFeliCa RF性能検定のリーダライタRF性能検定Mクラスに申請する計画も明らかにした。

◆スタンドアロン電気錠制御リーダ AcCENTiO XRC10シリーズ
同社では、さまざまなカスタム要望に対応したインテリジェントターミナルCENTiO XP35C6シリーズ、PC接続による集中管理とスタンドアロン運用が選択可能な入退室コントローラAcCENTiO XRC200シリーズを提供しているが、2017年10月には、スタンドアロン運用専用機AcCENTiO XRC10シリーズが登場する。
「手軽にどこにでも設置できる入退室管理装置が欲しい」というユーザーニーズより誕生したXRC10シリーズは、同社のコントローラ付きリーダとして最小最軽量、簡単運用、低コストで入退管理を実現するコントローラ一体型リーダで、電気錠とDC24Vの電源装置があれば、これだけで非接触ICカードによる入室管理が実現でき、オプションの子機リーダを接続することで入室と退室両方の管理を行うこともできる。
AcCENTiO XRC10-N1の特長
・さまざまなICカードに対応
FeliCa IDm、MIFARE UID、ISO15693準拠タグカードUID(ICODE SLI、Tag-It HFI等)
・さまざまな電気錠・自動扉・シャッター・ゲート装置等を直接制御可能
・防雨型(IPX3)により屋外設置可能
・インターホンと連動可能
JEM-A端子接続により、インターホン親機からの解錠が可能
・microSDカードサポート
登録データの保存、外部装置による登録データの作成、読み込みの実現
カード使用履歴データの保存と外部装置による閲覧
・スタイリッシュなデザイン
2個用スイッチボックスに埋込設置可能
グレー版とホワイト版を選択可能
・PC不要で単独での簡単運用が可能
・ICカードを999枚まで登録可能
単体でボタン操作による簡単登録・抹消を実現

◆協業組織CLUB CENTiO(クラブセンティオ)
インテリジェントターミナルCENTiOシリーズの機器・システム・ソリューションの構築・販売にあたり、技術・営業交流を行うことで、アプリケーション、ライブラリ等を共有し、開発工数の低減と販売機会の拡大を目的とした協業組織である「CLUB CENTiO」が2012年に設立された。当初、ジーエルソリューションズ(株)内に事務局が設置され、同社主導での活動を展開してきたが、2016年9月にブランド化検討委員会が発足され、今後は、CLUB CENTiOの会員企業が交流会の活性化、開発技術力の強化、販売力の強化を主導してゆくことを発表した。
説明会当日は、街の証明写真機Ki-Re-iで撮影した顔画像を、クラウドサーバーを通して担当者のパソコンで一元管理する「身分証発行のためのクラウド型IDフォト撮影サービス」も展示された。「クラウド型IDフォト撮影サービス」は、無人機での対応による人的コストの減少等撮影業務負荷の軽減の他、事前に配布されたQR付撮影券等の利用により撮影と同時にリネーム・個人紐付けが可能な上、画像データの画質・サイズも均一に保存するため、入稿データ作業業務負荷の軽減も期待できるIDカード・社員証作成の人手・時間・コストを大幅削減できるサービス。さらに、オンラインでサーバーに撮影画像が保管されるため漏えいや紛失等のリスクが軽減されるなどセキュリティの向上にも貢献するサービスとなっている。

◆方針
同社は、RFIDを基点にさまざまな製品開発を進め、自動認識事業におけるソリューションをパートナ企業と共に実現していくとのこと、今後の同社の動向に注目が集まっている。

ジーエルソリューションズ(株)
TEL 03-3862-6600
http://www.glsol.co.jp/