城東地域の産・学・金6団体が連携「冠水道路の水深表示ポール」を開発

 芝浦工業大学がメンバーとなっている「城東地域活性化推進協議会」は、「冠水道路の水深表示ポール」を共同開発し、そのプロトタイプを墨田区主催「平成29年度墨田区防災フェア」(会場:すみだリバーサイドホール)で展示した。
2014年から活動する協議会では、地域の課題として、まずは「防災・減災」に着目。毎月の会合で地域特性や技術動向を学び合うと共に、今までにない防災製品の共同開発に取り組んできた。今回、第1弾の成果として、水害に着目した「冠水道路の水深表示ポール」のプロトタイプを開発し、発表した。
同製品は、平常時に通常の歩車分離ポールコーンとして機能すると共に、冠水時には二重になった内側のポールが水によって浮上し、浸水の深さや道の境界線を表示するもの。また、ポール先端に各種センサー・通信機器を追加設置することで、地域の災害情報を広く収集・発信できるといった発展性を持つ。今後、実証実験をふまえながら協力体制を拡充し、製品化を目指す。

◆「冠水道路の水深表示ポール」の特徴
・水害時、道路冠水の水位を「誰もが」「簡単に」目視で確認できる安全標識を備えたポールが内部より浮上
・車道と歩道、河川と護岸の境界など、道の境界線を浮上したポールで目視できる
・ポール部に測定機能(各種センサー・通信機器)を持たせることで、情報端末としての機能を加えることもできる

芝浦工業大学
http://www.shibaura-it.ac.jp/