IoTとLoRa技術による「高齢者見守りシステム」を開発 「非接触バイタルチェック」や 「異常認知監視カメラ」機能を搭載

MTES(株)は、「非接触バイタルチェック」や「異常認知監視カメラ」機能を備えたIoTとLoRa技術による「高齢者見守りシステム」を開発した。まずは、(株)レオパレス21が運営する介護施設「あずみ苑グランデ草加(埼玉県草加市)」において実証実験を開始した。
これまで、介護施設の利用者の見守りは、利用者に対するサービス向上を優先することで、職員の労働負荷や経費の負担が増大するという、喫緊の課題があった。
同社は、IoTとLoRa技術による「非接触のバイタルチェックシステム」および「異常認知監視カメラ」などを開発して、今回の実証実験に活用。非接触バイタルチェックデバイスにより、脈、体の動き、呼吸などを施設利用者の身体的負担なしで計測が可能になる。データはLoRa技術によりリアルタイムで計測され、職員の労働負荷低減につながる。

◆システムの概要
・ベッドへの非接触バイタルチェックデバイス設置による24時間監視
・異常認知時のみに撮影する監視カメラの稼働
・ドア、窓へのセンサー設置による入退室の24時間監視
・上記、異常時に通報するナースコールとの連携
・システムのセキュリティー性能と各システムの接続確実性

◆独自技術
・セキュリティーの技術(特許申請中)
同システムは、金融機関でも利用されている暗号化プロトコル(TLS)でハイブリッドゲートウェイとクラウドサーバー間をつないでいる。併せて、独自開発したプロトコル(MSecおよびTLS)でハイブリッドゲートウェイとセンサーノード間をLoRaでつなぐことで、盤石なIoTセキュリティーシステムを構築している。このTLSとMSecを用いたTLS plusによりクラウドサーバー、ハイブリッドゲートウェイ、センサーノードの全てに対して安全・安心なセキュリティーシステムを実現した。
・接続堅牢性の技術
同システムの通信は、ホッピング技術を搭載していることで、通常つながっているハイブリッドゲートウェイが通信不能な状態となっても、自動的に通信可能なハイブリッドゲートを検知し、画像やデータをホップさせることで堅牢な接続性を確保できる。

MTES(株)
http://mte-s.co.jp/index.html