ブロックチェーン技術を利用したIoTデバイス向け セキュリティサービスの実証実験を開始

アイビーシー(株)は、ブロックチェーン技術を利用した電子認証システムとデバイスプロビジョニングシステムにて構成される、IoTデバイス向けセキュリティサービス「kusabi(楔)(TM)」の実証実験を12月5日より開始した。
「kusabi(楔)」とは、ブロックチェーン技術による電子証明システムと、独自のデバイスプロビジョニング技術により、ソフトウェアだけでIoTセキュリティを実現する画期的なサービス。
生活者の安全を見守る防犯カメラや水道・電気の計測器など、身近に存在するさまざまなIoTデバイスは性能的な制約により、従来のPC型セキュリティ対策を適用することが非常に難しくなっている。さらに、2020年には約365兆円、デバイス数で300億個になるといわれるIoT市場の急激な拡大により、IoTデバイスに対するセキュリティ対策は喫緊の課題であるといえる。
また、最近のトレンドとして、専用チップ+認証局(CA:Certificate Authority)モデルによるIoTデバイス向けセキュリティ対策が注目されているが、製造コストや運用コストの増大、ベンダーロックインによる汎用性の低下などといった課題が指摘されている。
kusabi(楔)モデルでは、日本IBMのコンサルティング・サービスであるIBM Cloud Garage for Blockchain を通じて、先進のソフトウェア技術を活用し、IoTデバイス向けセキュリティの課題を解決することで、ハードウェア依存モデルからの脱却を目指す。そして、革新的なソフトウェア技術を所有するビジネスプレイヤーによるエコシステムを形成することで、3つの不要(専用チップが不要、認証局が不要、マルウェア対策が不要)の実現を推進する。

1.専用チップが不要  : kusabi(楔)のデバイスプロビジョニングシステムで実現
2.認証局が不要     : kusabi(楔)の電子証明システムで実現
3.マルウェア対策が不要 : kusabi(楔)のホワイトリスト方式にて実現(予定)

同社は、kusabi(楔)モデルと、エコシステムの形成および拡大を、IoTデバイス向けセキュリティ対策の最適解と位置づけている。kusabi(楔)モデルの実証実験を推し進めることで、将来的なサービス化を目指していく。

アイビーシー(株)
TEL 03-5117-2780
http://www.ibc21.co.jp/