「竹中センサーグループ総合見本市」 開催 悪環境下でも誤作動を抑制できるセンサー等多数展示

 

竹中センサーグループは、1月26日・27日に、神戸ポートピアホテルにおいて恒例の「竹中センサーグループ総合見本市」を開催した。
竹中エンジニアリング(株)、竹中電子工業(株)、竹中オプトニック(株)、竹中システム機器(株)のセンサ・セキュリティ機器・情報機器・制御機器・画像機器など時代の最先端をゆく新製品・主力製品が、広い会場にところ狭しと展示された。
会場に設置された、「テロ対策コーナー」では、防衛施設、イベント会場、プラント施設、工場、港湾、浄水場、エネルギー関連、空港、車両基地などのテロ対策システムが展示され、多くの来場者が説明員の解説に聞き入っていた。
また、完全予約制の「TAKEXソリューションセミナー2018」では、「コンビネーションセンサーによる悪環境下での外周警戒をご提案」、「屋外・屋内用パッシブセンサーによるソリューションのご提案」等のセミナーが開催された。

◆コンビネーションセンサー COM-50XTL/COM-50XTH
 コンビネーションセンサーは赤外線センサーとマイクロ波センサーを組み合わせた複合センサーで、2種類のセンサーにより悪環境下でも動作の信頼性が高く、誤動作も抑制できるセンサー。「コンビネーションセンサーによる悪環境下での外周警戒をご提案」のセミナーでは、小型になって登場した新製品「COM-50XTL/COM-50XTH」のハイトパターン調整機構や新サウンドチェック機能などにより飛躍的に向上した施工性も具体的な設置事例とともに紹介された。
・悪環境に強い
マイクロ波部を上段に採用し、下段に赤外線部を採用することにより、霧や雪、霜、露、豪雨などの環境悪化時の誤動作を極限まで低減。
・フェンスや塀の乗り越え検知に最適
2ビームの赤外線とマイクロ波との組み合わせなので、フェンスや塀の乗り越えに対して、安定した検知が可能。
・警報出力2系統に切替が可能
環境出力を警報出力に切替えることができる。警報出力を2系統にすることで、例えば“警報システム”と“カメラ監視システム”に利用することが可能になる。
・外乱光に強い
同社独自の二重変調方式を赤外線センサーに採用することで、外乱光(太陽光や車のヘッドライトなど)との識別性を高め、信頼性の高い屋外警戒を実現する。
・蟻や虫などが入りにくい構造
電線を包み込む防虫ブッシングや専用パッキンを使用しているので、IP65相当の防塵・防滴防虫対策を実現している。
・雷に強い(雷対策強化)
誘導雷による被害を低減するために、耐サージ性能を強化した。COM-IN-50HFシリーズに比べ、約10倍の耐サージ性能を有しているので、安心して使用できる。(同社従来比)
・ハイトパターン調整機構採用
マイクロ波の調整時にセンサーを取り付けたまま上下にスライドさせることができる。そのため、モニター出力電圧を確認しながら最も受信レベルが高くなる高さに容易に調整することができる。
・省エネ設計(低消費電流化)
消費電流を大幅に低減(同社従来比30%以下)。従来よりも小型の電源装置を使用でき、長距離配線時にも太い配線が不要となるため、配線材料費を大幅に削減できる。
・新サウンドチェック方式採用
受光量/受信量が少ない際は断続音が鳴動し、良判定のしきい値を超えると連続音に変化する。断続音と連続音を組み合わせた鳴動を採用しており、テスターが無くても良判定を確認することが出来る。
・ポール取付性向上(背中合わせ取付)
新型ポール取付金具の採用により、背中合わせでポールに取付ける際の施工性が向上した。そのため、高所においても背中合わせの取付が容易になった。
・一般家庭の外周警戒でも使用可能
赤外線センサーPXBシリーズと同一形状のため、一般家庭の外周警戒でも使用できる。

◆屋外・屋内用パッシブセンサー PIR-T35N
 独自のトリプルミラー方式と信号処理方式を採用した、失報と誤動作を大幅に軽減した屋外・屋内用パッシブセンサー。「屋外・屋内用パッシブセンサー高機能画像ソリューションのご提案」のセミナーでは、外周の壁、フェンス沿い、建物壁面の警戒が可能な面警戒型屋外・屋内用パッシブセンサーによるソリューションの他、カメラシステムとの連動や警備用威嚇機器の起動用など様々な使用方法が紹介された。
・独自のエリアを構成するトリプルミラー
センサーに3組の光学系ユニットを内蔵。それぞれにツイン型素子(新規開発)を搭載した新しいタイプのパッシブセンサー。3組の光学系ユニットにより構成されるエリアは、独自の配置設計により、失報と誤動作を大幅に低減。また、外灯の様なデザインと内部のミラーを可動してエリア調整ができる構造により外観からエリアの向きを推測しにくく、セキュリティ性に優れている。
・小動物による誤動作を低減
ミラー毎に独立した検出部を採用しているため、信号処理により猫などの小動物による誤動作を低減。更にバードストッパーを天面に取りつけることで鳥が止まりにくくなり、予期せぬ誤動作を大幅に低減する。
・取付高さ2.0~6.0mに対応!
人が容易に触れない高さに設置できるため、センサーに対するいたずら行為が防止できる。また、高密度モードを使用することで、最大6mの高所へ設置ができる。(高密度モード時は小動物のキャンセルは無効)
・トリプルミラーを採用した高密度エリア
隙間の無い高密度警戒エリアのため、抜けの無い警戒が可能。また内部のミラーを可動させることで、警戒距離や警戒方向の調整が可能で、照準機能を用いた最適なエリア設定も可能。壁沿い侵入にも対応できる。(壁沿検知機能有効時)
・エリアマスクシートを付属
設定した警戒エリア内に誤動作要因がある場合、付属のエリアマスクシートを使用することで対象となるエリアを無効にすることができる。(警戒エリアは照準機能により目視で確認することができる)

なお、2018年は東京において隔年開催されている「TAKEXソリューションフェア2018」も開催される予定。

竹中エンジニアリング(株)
TEL 075-594-7211
http://www.takex-eng.co.jp/