地震時の横滑り現象に強い「アンカー基礎」の全国展開を開始住宅市場で関心の高い“高耐震住宅”のための基礎構造を進化させる技術

司コーポレーション(株)は、住宅施工時の基礎工事をスピーディーかつ簡単に行う高性能な浮かし型枠タイト・モールド(特許取得済)を活用し、ベタ基礎とコンクリート一体化結合できる「アンカー基礎(地下空間施工)」の全国展開を開始した。
2011年の東日本大震災に続き、2016年の熊本地震では、震度6以上が7回、余震が約4,300回も観測されたことなどから、今、日本中に地震対策に関する意識が高まっている。
そんな中で同社は、地震の横滑りに着目し、水平方向への強い力に耐えるための基礎として、基礎の下部に箱型の「出っ張り」を形成させることを技術的に容易にし、この出っ張り部分を、船を安定させる“錨(いかり)=アンカー”をイメージして「アンカー基礎」と名付けまた。
「アンカー基礎」は、繰り返しの横揺れに対して踏ん張りがきくため、被害の拡大を抑えることが見込まれる。なぜなら、通常の底盤で支えるベタ基礎に比べ、地中に大きな杭を打ち込むような構造となるため耐震性に優れた基礎が実現できるから。
これまで、住宅購入者が重視していた建物の耐震性は上部の建物構造での補強が中心であった。同社が提案するコンクリート一体化結合基礎を採用することにより、基礎の剛性は高まり、建物全体の耐震性が増すため住宅購入者にとって大きな安心感を与えることから、大手ハウスメーカーも含め全国住宅工務店からの注目を集めている。
「アンカー基礎」は、床下を収納スペース等のプライベート空間に活用できるほか、施工に使われる大量のコンクリートがダイレクトゲインや地中熱など自然エネルギーの蓄熱体として利用することで省エネ住宅になる等、複数のメリットを生み出す。
また、施工コストは基礎と同時に出来上がることから、通常の地下空間施工の半分以下を目安としている。

司コーポレーション(株)
http://www.tsukasa-corp.co.jp/