災害時のAI搭載クラウドカメラの可能性を考察急激に変動する気象変化をタイムリーに把握、 AIが“いつもとの違い”を認識

防犯カメラやマーケティング分析までをも可能にした、AIを活用したクラウドカメラ「チャオカメラ」を提供する(株)チャオは、災害時におけるAI搭載のクラウド型カメラの有効な活用法や、クラウド型カメラが可能にするあらゆる機能についてレポートとして発表した。今回は自然災害に備えるためのクラウドカメラ活用について考察する。
防犯被害にあわないために色々な場所に設置されている防犯カメラ。防犯を防ぐだけではなく、事件の証拠になったり、天気や河川の様子を確認できたりと、様々なシーンで利用され、今や私たちの生活に着実に馴染んできている。
一般的に防犯カメラは、レコーダーに接続することで、録画した映像を保存する。保存するハードディスクの容量が大きければ長時間の録画が可能。しかし、逆に言うと、ハードディスクの容量が小さければ肝心な時に容量が満タンになり録画できないことになる。また、電源が落ちている等のトラブルに気付かないことが多いため、大事な画像が保存されていない、といったことも発生してしまうし、仮に録画されていたとしても、データを抜き取ることが難しい機種も多いのが実情。そして、そもそもハード機器を設置する物理的なスペースも必要だし、記憶装置の経年劣化や故障しやすいことも懸念事項。
防犯カメラの映像があれば色々と安心だが、必要なときに映像を確実に撮るために、日々データの移行や故障の確認など、ケアが必要なのも事実。
先ほど挙げた防犯カメラの問題点。実は防犯カメラもどんどん進化していて、全ての解消が可能。それを可能にしたのが「クラウド型カメラ」。24時間365日、手持ちのデバイスからライブ映像を閲覧することができるのはもちろん、撮影したデータは即時クラウドに転送・保存されるので、過去のデータも全て確認することができる。また、データを保存していたハードディスクの設置も必要ないため、機械の故障や容量の心配などから解放される。
台風、地震、ゲリラ豪雨。自然災害はいつ発生するかわからない。自分の身は自分で守りたいけれど、情報源はテレビ?ラジオ?最近では、個人の発信するSNSで情報収集をする人も多い。なぜか?目の前で起こっていることをタイムリーに把握できるから。テレビやラジオは、現場までレポーターが駆けつける時間がかかるし、気象庁や政府からの情報があがってからの情報の二次利用だから“いま”の情報から少し遅れる。でも誰かの発信してくれるSNSに自分の命を預けるのはリスクが高い。そこでAI機能のあるクラウド型防犯カメラの出番。
例えばゲリラ豪雨が発生しても、事前に地盤の緩い地区や、土砂崩れの危険が疑われる丘や山、浸水の恐れのある地域にAI搭載のクラウド型カメラを設置しておけば、住民はいつでも確認したい拠点の“いま”をインターネットで見ることができるし、気象庁発表の注意報、警報、特別警報などにも連携しているので、これから警戒すべき場所も確実に把握できる。
また、AIは、“いつもとの違い”を認識できる。例えば、河川が急に増水したなど、“いつもの水位と違う”とAIが判断すると、地域住民にアラートメールを送信しり、限界水位を超えると、避難勧告メールを送付する。住民はアラートメールを受け取った時点で、氾濫しそうな河川の状況を視覚で捉えられるので、理解しやすく、速やかに行動に移せる。

(株)チャオ
http://www.ciaoinc.jp/