顔認識・性別年齢識別・人数カウントシステムスマートフォン動画伝送システム、HDCVI、ネットワークカメラのフルハイビジョンシステムラインアップ画期的なソリューションで注目集めるエスシー

顔認識・性別年齢識別・人数カウントシステムスマートフォン動画伝送システムとの融合による効果的なセキュリティシステムのほか、フルハイビジョンカメラシステムの新標準「HD-CVI」関連の製品のリリースなど、アクティブな開発姿勢で知られる(株)エスシー。今回の「SECURITY SHOW2018」でも意欲的な展示を展開するという。そこで今回は出展の意気込みなどについて、同社の代表取締役・丹羽和則氏に取材した。

さらに充実度を増したHD-CVIのラインナップ
環境に関係なく確実な監視を実現

高画質ながら低コストを実現した、遠隔監視システムやフルハイビジョンのカメラシステムを提供。多くの顧客から圧倒的な評価を獲得しているエスシー。今回も多彩なラインナップの展示を予定しているという。なかでも特に目玉製品となるのが、新規格のフルハイビジョン長距離伝送システム「HD-CVI」。同軸ケーブル1本で、ハイビジョンの映像・音声・制御信号を重畳して伝送することを可能にしたもの。
「既設のアナログシステムのままで、1080Pのハイビジョンの画像を実現します。また、ネットワークでは100メートルまでしか敷設できず、配線や施工にも多大な経費を要しますが、3CFBであれば300m、5CFBであれば500mまで延長可能です。コストパフォーマンスの面からも導入しやすくなっています。今回はカメラ側の電源が不要な電源重畳システムもラインアップしました。」
ラインナップについても、カメラはボックス型、ドーム型やバレット形など用途別に豊富に用意。カラー映像で360度全方位の監視が可能な機種についても定価は9万円と、安価に導入できる5メガタイプの製品を販売。さらに、低照度での監視が可能で、屋外でも確実に監視が可能なスターライトカメラも、ボックス型(レンズ別)49,000円、ドーム型69,000円、屋外一体型69,000円と低価格で提供。0.005Luxと暗い場所でもカラー画像で確認できるほか、IR切り替え時には0Luxでの監視も実現。
「積極的に広報を続けてきた結果、HD-CVIの認知度も高まってきました。施設の建て替えやシステムの老朽化に伴う、リプレース案件のお問い合わせも急増しています」
そのほか、ネットワークカメラについても顧客からのニーズに応えるべく、製品の拡充に努めている。上位機種では自動追跡機能を搭載。また、夜間でも幅広い範囲の監視を可能とした機能を加えている。
「お客様からのご要望を最優先に考えた開発姿勢も、当社の特徴です。これからも市場のニーズに応えるため、高機能・低価格の製品をマーケットに送り込めればと思います」

早期のトラブル解決を実現!
マーケティングでの活用も可能

現在、同社が特に精力的にPRしているのが「顔認識・性別年齢識別・人数カウントシステムスマートフォン動画伝送システム」だ。セキュリティレベルを大幅にアップできることから大きな反響を呼んでいる。 まず、「顔認証システム」。カメラのライブ映像や録画済みの映像、写真データなどから顔を素早く認知し、データベースと照合することでゲートの開閉などを可能とする。登録管理も1000名(オプションで拡張可)まで可能。
「万引きなど不正行為を行なう人物は、似たような店舗を回って犯行に及ぶことが多いため、チェーン店に導入してデータベース化することで、系列店で不正を行なった人物をすぐに特定できます」
「性別年齢識別・人数カウントシステム」は、ライブ映像で映し出された顔をスピーディーに検知し、性別や年齢を素早く識別する。
「性別・年齢の情報がわかれば、商品の仕入れや配置などのマーケティング、さらには販売促進など、さまざまな用途での活用が可能です」
そして「スマートフォン動画伝送システム」。スマートフォン、タブレットなどのカメラからのライブ映像を、LTE/WiFiを使って監視本部のパソコンヘ転送。本部ではライブ映像と監視カメラの映像を同時に確認できるほか、本部から現場へ的確な指示を送ることも可能だ。
「現場で不審者が現れた場合に、警備員さんに撮影していただいて認証を行なうことで、普通のお客様か不審者かの連絡のほか、その場での対応などを指示できるため、迅速な問題の解決を可能にします」
なお、これら3つのエンジンは、必要に応じてシステムとして組み合わせることも可能だ。

ホワイト(常連)、ブラック(不審人物)を
スムーズかつ簡単に登録

さらに、今回の展示ではより進化を遂げた新機能の威力を紹介したいとしている。
「お客様からの要望を受け、入店されるお客様をブラック(万引き犯など疑わしき人物)と、ホワイト(常連客)と、それぞれ簡単に登録することを可能にしたものです。これまでの顔認証は登録する際に、あらかじめカメラに向かって顔映像を撮影もらう必要がありました。しかし、撮影を嫌がる方も少なくありませんし、万引き犯に撮影を依頼するわけにもいきません。そこで、画面上に映り込んだ未登録画像をデータとして取り込み、ワンタッチで登録できるようにしました。ホワイト、ブラック、それ以外の一般人の3種類がすぐに把握できるようになっています」
登録された人物が来店すると、画面上で現在の顔と登録画像が比較できるようになっており、目視での確認も可能となっている。
また、セキュリティだけでなく、精密機械などのメンテナンスにも活用してほしいとしている。不具合のチェックには熟練者の目が重要となるが、大手メーカーの場合には工場や拠点が全国に広がり、点検のためだけに片道2時間以上かけてしまうケースも出てくる。
「動画転送システムを使えば、東京などの本部から現場の設備を確認できるほか、判断や指示を行なうことが可能となり、修理などもスムーズに行えるようになります」
大幅なコスト削減が可能になることから、メーカーなどから関心を集めそうだ。また、「新たなターゲットとして、近年問題となっているコンサートなどのチケットの転売防止目的の活用があります。チケットを購入された方の顔を登録し、会場のゲートで顔画像と登録写真を照合し、正規に購入された方だけが入場できるようになります」
各システムとも100万円からと価格も抑えられており、導入も比較的容易なことから、今後もマーケットから注目を集めそうだ。

悪環境下でも確実な監視を実現する
耐腐食型IPネットワークカメラ

ほかにも、同社ブースでは画期的な製品を多数展示。特にマーケットからの反響が期待されるのが、耐腐食型のIPネットワークカメラである。
塩害により、サビやすい海岸近くの監視目的のほか、化学工場など腐食性物質のある場所での監視に効果を発揮するもの。ラインナップは2MPフルHDスターライト耐腐食型(「SCIP-SLB30COR」)/ドーム型IP
ネットワークカメラ(「SCIP-SLD416COR-Z」)。そのほか、従来のサーマルカメラは価格帯の高さがネックとなっていたが、
「今回ご紹介するサーマルカメラは、ローコストを実現しています。導入も容易となっていますので、より多くのユーザーにご提案できればと考えています」

最後に、今回の出展に対する抱負をうかがった。
「これからも、ユーザーの意見に耳を傾け、具体的な形で製品化することでさまざまなシーンでご活用いただければと考えています。ブースでは実演を交えて製品の効能についてご説明いたしますので、ぜひご体験ください」

(株)エスシー
http://www.sc-tokyo.co.jp/