超高密度気象観測システムPOTEKAの実測・解析情報を提供開始 気象庁アメダスでは把握できない局所的な気象情報をテレビでも手軽に利用可能に

雲南市・飯南町事務組合のCATV事業部が運営するケーブルテレビ局である雲南夢ネット(うんなん ゆめネット)は、超高密度気象観測システム「POTEKA(ポテカ)」で収集・解析した情報を、データ放送でリアルタイムに提供するサービスを開始した。
雲南市は、2017年7月から、POTEKAを雲南市内15箇所に設置し、インターネット、およびスマートフォンアプリで提供してきた。今回のサービスは、最も身近なメディアであるテレビでも手軽に最新情報にアクセスできるように、データ放送での提供を追加したもので、POTEKAの情報を行政型ケーブルテレビのデータ放送で配信するのは全国初となる。
近年の台風や大雨、土砂崩れ等による自然災害が多いなか、気象災害情報の速やかな伝達手段が模索されているが、高齢者人口の割合が多い地域では、近隣地域の詳細な情報を誰でも簡単に得られる伝達手段が強く望まれていた。同サービスにより、近隣の雨量や気温を含めた詳細な気象データを、インターネットやスマートフォン等に馴染みのない高齢者でも、テレビのリモコンを使って地図形式や表形式で表示されたテレビ画面から簡単に情報を得ることが可能になる。
雲南夢ネットは、2011年に(株)メディアキャストのデータ放送システムを導入しており、同社とは単なる設備納入業者に留まらず、システムの運用管理、データ放送の有効活用などについて検討を進めてきた。今回のサービスでは、POTEKAとデータ放送システムを連携させ、POTEKAの情報をデータ放送システムに自動取得する機能の開発や、視聴者へ分かりやすい画面を表示するための数値データのリアルタイム作表&作画システムの開発、データ放送画面設計などをメディアキャストが担当した。

(株)メディアキャスト
http://www.mcast.co.jp/