「長寿命エフェメリス」配信サービスの提供を開始 測位までの時間を大幅に短縮

ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング(株)は、測位までの時間を大幅に短縮し、受信機の長時間稼動に欠かせない「長寿命エフェメリス(略称LLE)」の配信サービスを開始した。
位置情報の活用は現代の社会に欠かせないものとなり、衛星による測位は電気・ガス・水道・電話に続く第5のユーティリティとも言われる。IoTやウェアラブルの普及とともに、GPS機能は物流や防犯、介護などの用途に向け、小型で長時間の稼動が要求されている。
測位の時間短縮と省電力化には、衛星の位置と時刻情報を含む航法メッセージ(エフェメリス)を、衛星から2時間毎に30秒以上かけて受信せず、あらかじめ寿命の長いエフェメリスを保持しておくことが有効。ところが、これまでの長寿命エフェメリスは受信機メーカごとのサービスに限られ、用途に適した調整や、精度などを検討できる選択肢には限界があった。
同社の長寿命エフェメリスは、通常2時間の使用期限を7日まで、用途ごとの精度要求により30~180日程度まで使用が可能となる。この結果、電源投入後、従来30秒かかる測位がわずか5秒で完了し、UXの向上や省電力による長期間稼動に大きな効果が期待できる。
インターネット経由で取得が可能であり、特定の受信機に依存しないデータフォーマットなど汎用性が高く、受信機メーカはもちろん、測位アプリケーション開発者や測位を研究する個人ユーザまで利用できるサービス。
同社は、この長寿命エフェメリス配信サービスを体感してもらうためトライアル用途で低価格に設定したサービスプランや、事業用途や再配信事業用のなど、複数のプランの販売を開始した。

ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング(株)
http://lighthousetc.jp/