インターネット上の違法・有害情報対策の 2017 年実績を公開 民間の自主的取組み「セーフライン」で、 「リベンジポルノ」の相談者数、削除依頼数が大幅に増加

(一社)セーファーインターネット協会は、2017年(2017 年 1 月~12 月)の「違法・有害情報対策活動報告」を発表した。
同協会は現在、民間の自主的な取組みである「セーフライン」と、警察庁の委託事業であるインターネット・ホットラインセンター」の 2 つのホットラインを運営している。今回、2017 年の両ホットラインの活動実績を取りまとめた。

・「児童ポルノ」、「わいせつ」の 9 割以上が削除
同協会が2017年の1年間で削除を依頼した違法・有害情報 18,850件のうち87%が削除された。サイト所在地別でみると、国内サイト・国外サイトともに約 9 割の情報が削除された。項目別にみると、「児童ポルノ」は 94%、「わいせつ」は 93%と、ともに 9 割以上の情報が削除された。
・「リベンジポルノ」の相談者数、削除依頼数ともに大幅に増加。削除率は約 8 割
2017年にセーフラインに「リベンジポルノ」に関する相談を寄せた者は 150名で、2016年(105名)と比較すると約 1.5倍に増加した。一方、削除率は79%にとどまり、 2016年の削除率(91%)と比較すると削除率が約10ポイント低下した。これは、一 人の相談者で削除依頼数が数百件を超える事案が複数件あり、その削除率が7割程度にとど まったことが影響している。大量拡散した情報の削除の困難さを表す結果となった。
・行政・相談機関・事業者との連携
被害者の一刻も早い支援を実現するために、同協会では、行政・相談機関・事業者等の様々な関係者と連携している。その結果、同協会の認知度が向上し、リベンジポルノ相談者の増加につながった。2018年2月にはNGOや事業者とともにシンポジウムを開催し、 行政・相談機関・事業者が行った取組みや事例を報告した。 このような取組みを継続して推進することで、より迅速な被害者支援や被害拡大 防止および安心・安全なインターネット社会の実現を目指す。

(一社)セーファーインターネット協会
https://www.saferinternet.or.jp/