AI認識システムへのサイバー攻撃対策カメラを発表

Revatron(株)は、最新のサイバー攻撃である「攻撃パッチ」を特定し、認識システムを誤認識から守ることができる世界初のスマートカメラ・ソリューションを発表した。
「攻撃パッチ」は機械学習システムを欺くことで、誤った分類に認識させることができる小さな画像パッチを表す一般用語。このパッチは、認識システムを欺くためにさまざまな方法で元の画像に簡単に追加または添付することができる。攻撃パッチに関する主な懸念事項は、テロリストがAIシステムを誤認識させるために使用する可能性があること。たとえば、自動運転の機械学習システムを欺いて、赤信号を青信号であると誤認識させ、 もしくは、あるはずのない停止信号が路上に存在すると思わせる。
同社が開発した革新的なカメラは、周囲のオブジェクトの3D構造を学習するリアルタイムAIエンジンを使用することで、このパッチを無効にすることが可能。同社のカメラは、主流の機械学習システムで使用される単純な2Dデータではなく、3D情報に基づいてオブジェクトを分類する。そのため、同ソリューションを用いると、攻撃パッチは3D認識できない平面上の模様だと認識される。したがって、同ソリューションは、攻撃パッチをフィルタリングで排除し、攻撃パッチによって引き起こされる潜在的な脅威を根本的に解決することが可能となる。
この原理は、機械学習と3Dモデリングに焦点を当てたリアルタイムAIソリューションである同社のDOORs(Direct Object-Oriented Reality system:ダイレクトオブジェクト指向リアリティシステム)技術に基づいている。DOORsカメラと呼ばれる同社のカメラのリアルタイムAI機能は、FPGAアクセラレータを備えた4Wマルチコアプロセッサ上で実行される。
本年4月、米国ラスベガスで開催されたNABとISC Westの二つの展示会でDOORsカメラのコンセプトデザインのデモンストレーションを行い、概念設計を紹介したところ業界から強い反響を得て、大手自動車メーカーや大手GPS企業から開発用カメラの発注を得た。
DOORsカメラ・ソリューションは、完成した製品ではなくオープンプラットフォームであり、革新的な製品を創り出すために、DOORsのカメラデザインを共同で変更するパートナーを積極的に求めている。
あらゆるイノベーションが進化する課題に直面する時代となったため、同社は高度な3D技術を使用して、攻撃パッチに関連する問題へのソリューションを提案する。

Revatron(株)
http://revatron.com/