LPWA(LoRa)対応 地すべり予兆検知を可能にする IoT傾斜センサーを提供開始 全国約10万箇所の急傾斜地崩壊危険箇所にも対応

エコモット(株)は、LPWA(LoRa)に対応し、広い範囲の地すべりや構造物倒壊の予兆を迅速に検知することを可能とするIoT傾斜センサー(LRG-50/LRG-500)を開発し、12月21日より提供を開始する。
同製品は、複数台の子機が収集したデータを、無線接続した親機に集約して4G LTE回線でクラウドに送る構成を採用しており、親機を中心とした半径(見通し)数百mの範囲で、複数子機による多点同時観測を実現し、地すべりの発生や構造物倒壊の予兆を面で捉えることを可能にする。
親機子機間の通信にLPWA(LoRa)を採用することで通信コストと消費電力を抑え、子機による高精度(測定分解能0.1°)の観測を単三電池2本で約1年間継続して行うことができる他、子機本体下部に備えたボタンにより、現地で簡単にキャリブレーション(ゼロ点調整)を行うことができることから、運用開始後の設置箇所変更にも柔軟に対応している。
また子機は個別のIDによって識別可能となっており、1台の親機に対して最大で50台まで接続することができる。これにより子機を複数台設置した場合においても異常発生箇所の特定が容易になる。
土砂災害の発生が懸念される全国約10万箇所の急傾斜地崩壊危険箇所における観測や、土木建設現場における土留め鋼矢板、作業用足場、仮囲い等の仮設構造物の傾きを検知する用途での利用を見込んでおり、傾きの検出を必要とする幅広いシーンでの活用が期待される。

エコモット(株)
https://www.ecomott.co.jp/