一戸建用「屋根上避難設備」の設置を提案 近年発生件数が増加傾向にあるゲリラ豪雨に備えて

フジワラ産業(株)は、近年ゲリラ豪雨と呼ばれる時間雨量50mmを超える豪雨の発生件数が増加傾向にあることから、水災害対策として、このたび一戸建建物に「屋根上避難設備」の設置することを提案、その制度化を広く呼びかけている。
平成30年7月豪雨では、西日本から東日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となり、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害となった。
近年集中豪雨の発生頻度が高まっているが、平成30年7月集中豪雨で最も大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町の洪水被害はその中でも特に規模が大きなものだった。真備町は、遣唐使として入唐し、経書と史書、天文学・音楽・兵学・治水事業などを幅広く学び、天平6(734)年に多くの典籍を携えて帰朝、聖武天皇や光明皇后の寵愛を得て、朝廷で活躍した吉備真備の出身地としても知られたところだが、真備先生の出身地で大雨のためまさかの堤防が決壊し、建物の二階にまで浸水し、天井より上に避難できずに多くの命を失うという驚きの悲劇が生じた。
このような大きな災害をもたらす大雨から身を守るためには、日ごろ国や自治体、気象庁などの防災情報をもとに備えを固めておくとともに早めに避難することが必要。同社はこれまで「命を守る」をキーワードに各種防災製品を開発してきたが、これに加えて災害からより一層安全に身を守る対策の必要性があると考え、水災害対策用の一戸建用「屋根上避難設備―避難台と階段」の設置を提案。
一戸建の屋根上に避難台とロッカーのような収納庫を備えた「避難設備」を設け、中に非常食とか衣類等を保管しておけば、深夜に急に水かさが上がり離れた地域の避難場所へ避難できないときに、短時間で自宅の屋根上に避難することができる。

フジワラ産業(株)
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