防災とボランティア週間にあわせて家具転対策を実施しよう

1月15日~21日は防災とボランティア週間。 防災とボランティア週間は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に、災害時における自主的な防災活動やボランティア活動の認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的としている。家具転対策は、30歳代以下の世代に未実施者が多い傾向がある。この世代は地震発生時に、負傷しなければ、自力で避難(自助)ができ、周辺住民等を助ける(共助)こともできるなど地域防災力の要となる人たち。地震から大切な命を守るために、防災とボランティア週間にあわせて家具転対策を実施しよう。
地震が起こると、家具類の転倒・落下・移動によ って火災が発生することがある。ストーブや水槽ヒーターなどの熱を発する器具に家具類が転倒等をした場合だけでなく、ストーブ等に家具類の収容物(本棚の本など)が落下することでも、火災が発生する危険がある。
出入口付近に家具転対策を実施していない家具を配置してしまうと、地震により、転倒した家具が扉や窓を塞ぎ、逃げられなくなることがある。外部への連絡手段がないと室内に長時間閉じ込められてしまうこともある。さらに、避難できない状況で、自宅や、近隣の住宅等で火災が発生した場合、延焼した火災に巻き込まれる可能性もあり、非常に危険。
避難障害を起こさないためには、出入口や避難経路に家具を置かないことや、家具を置く向きを工夫したりする家具等のレイアウトも非常に大切。

◆どうやって家具転対策をしたらいいのか
一言で家具転対策といっても、その方法は様々。L型金具などを使用し、家具と壁をネジ留めする方法が、最も効果の高い方法だが、壁に穴を空けられない家庭などには、ネジ留めが不要な対策器具を組み合わせて固定する方法もある。例えば、本棚などの場合は、ポール式とストッパー式 (もしくはマット式)を組み合わせて設置することで L 型金具と同等の効果が得られる。
このほかにも、大きなホームセンターなどには、穴を開けたりすることなく設置し、固定できる器具も多く販売されている。対策を行う家具の形状や重さに合った器具を選び、器具の効果が十分に発揮できるよう、正しく設置することが重要。

東京消防庁
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