日本の3世帯に1世帯が脆弱なスマートホームデバイスを所有していることを明らかに 日本の23万回線のホームネットワークをスキャンした結果、スマートホームの新たな脆弱性を発見

Avast Software Japan(同)は、世界のスマートホームデバイスの40%がサイバー攻撃に対して脆弱な状態であることを発表した。今回発表した「Avast Smart Home Report 2019」は、全世界で1,600万回線以上のスマートホーム・ネットワークから得られた洞察を明らかにしており、日本の家庭の38%は、5台以上のスマート機器を所有しており、こうしたデジタル世帯の29%には少なくとも1台の脆弱なネットワーク機器が存在していることが明らかになった。脆弱なデバイスが1台でもあれば、ホームネットワーク全体のセキュリティを脅かすことになるため、今回の結果は多くの家庭がIoT (モノのインターネット) デバイスのリスクにさらされていることを物語っている。
日本の家庭のスマートホームデバイスの84%は、パスワードなどの認証情報が脆弱であることや、二要素認証を使用していないため、脆弱な状態であることが判明した(世界平均: 69%)。スマートホームデバイスの認証情報が脆弱である割合は、日本が世界で最も高いという結果になった。さらに、こうしたデバイスの16%がパッチを適用されておらず、脆弱な状態だった(世界平均: 32%)。
さらに、Avastが全世界で1,100万台のルーターをスキャンした結果、その過半数以上(57%) には、脆弱な認証情報またはソフトウェアの脆弱性が見つかった(世界平均: 60%)。未更新のソフトウェアは、セキュリティチェーンの中で最も脆弱なポイントになることが多く、他のネットワーク機器へのアクセスを目論むサイバー犯罪者にとっては、絶好の入り口となっている。

◆最も脆弱なデバイス
調査によって判明した、脆弱なデバイスのワースト5は、以下の通り。
日本
1位 プリンター 42%
2位 ネットワーク機器 37%
3位 メディアストリーミング端末
4位 防犯カメラ 5%
5位 NAS 1%

世界平均
1位 プリンター 33%
2位 ネットワーク機器 29%
3位 防犯カメラ 21%
4位 NAS 8%
5位 メディアストリーミング端末 5%

プリンターは、世界で最も普及している脆弱なデバイスであり、スキャン対象となったすべての国でワースト3に、米国、カナダ、オーストラリア、シンガポール、韓国、日本ではワースト1にランクインしている。メディアストリーミング機器もワースト5に入っており、TVとプリンターに続き、3番目に普及したIoTデバイスとなっている。

Avast Software Japan(同)
https://www.avast.co.jp/