去る6月18日、いつものように四ツ谷の主婦会館で、すべてといってよいぐらいの様々な業種の小売業関係者、警備業者、警察、東京都をはじめ多く…
やけくそ万防日記19 今年の万防機構総会は万引防止の明るい未来を照らした

特集
去る6月18日、いつものように四ツ谷の主婦会館で、すべてといってよいぐらいの様々な業種の小売業関係者、警備業者、警察、東京都をはじめ多く…
さて、この日記も最終局面を迎えております。次週には当機構発足15年の総会が開かれ、その際に当面の万引防止対策を議論する予定です。それ迄にこれまでにも少し触れてきた、顔認証機能を利用した万引防止の新たな取組みが開始されれば…
全国万引犯罪防止機構の取組みの中心となっている課題の一つは、ロスプリベンションをわが国でどのように根付かせるかです。企業のロスは利益に直結する問題で、アメリカではロス問題は株主総会で取り上げられる重要課題となっており、そ…
前回に述べた全件通報をめぐる現状をどのように打開するのか、次に述べてみたいと思います。 (店舗の考えがすべて) 全件通報をすべきかどうかについては、これを規定する法律はないことをまず指摘しておきます。もちろん確保した万引…
これまでにも万引犯人の検挙の意義や困難性などについて折々に書いてきましたが、この際、まとめて以下に記しておきたいと思います。 (万引犯を捕まえるのが最良の万引防止策?) 万引きを防ぎたいと万引Gメンを雇い、万引犯を捕まえ…
アメリカの万引対策と我が国のそれとの大きな違いは、この問題での経営者の関与の度合いです。既に書いてきた通り。ロスをいかに小さくするかは経営者の責任問題として株主に説明責任を有する重要な問題となっているのがアメリカで、そう…
アメリカで私が感じたことを日本の小売業者の方々と共有したいと思い、いろいろやりましたが、なかなか広がりません。そこで、日本で同じような会議をやって多くの方々に直接聞いてもらうのが早道だと考え、国際会議の準備を始めました。…
どの国も万引き問題は小さくはないようですが、本当のところはどうなのだろうと思い、2015年10月に、マイアミの北にある古い漁港を持つボカラトンに出向き、アメリカの小売業者や警察の方々に万引き問題の専門家、学者など約20数…
この3月17日付の福井新聞には、「ベトナム人6人が8県で万引、被害1250万円 技能研修生として来日」という見出しの、驚きを隠せない、しかし、ありうべしという内容の記事が掲載されていました。福井県警が昨年検挙した女性のベ…
前回の予告通り、今回は万引対策の成功事例を紹介します。やればできるということを確信させられた事例です。執筆者はその取組みの中心を担った株式会社市川ビル 取締執行役員CD推進部長の長田泰文さんです。 【ビル会社にとっての防…
最近、中京地域や近畿地方で主に外国人による集団万引が増加し、多くの店舗が悲鳴を上げています。業種は、スーパーもあればドラッグストア、アパレルと幅広く、化粧品や栄養ドリンク、衣料品など様々な商品が狙われています。そこで、こ…
「シャドーIT」に、足元をすくわれないために 「悪魔の双子」以外にも、注意すべきものがある。それが、 「シャドーIT」だ。「シャドーIT」とは、社内で使用が許可されていないデバイスや、社員が個人で所有しているデバ イス…
私が理事長になって驚いたのは、万引防止年間チャートの精密さです。これを担当しているのは、当機構事務局次長を長く務め、今は、 当機構の理事でもあり、日本万引防止システム協会の会長代行を務めている稲本義範氏です。全国から引く…
サイバー攻撃が世界的な社会問題となり、セキュリティに対する関心が高まる最中、マリオットホテルが不正アクセスを受けて、宿泊予約データベースから3億8,300万件の個人情報が流出し、世界に衝撃が走った。このように、世の中には…
さて、今回は、当機構設立の当時から、事務局長として組織の要になってきた、福井 昻さん(78歳)に登場いただき、設立の経緯からこれまでの活動を概観していただき、愚痴のない淡々とした振り返りをお知らせしたいと思います。 その…