アクシスコミュニケーションズ(株)は、マルチチャンネルのアナログシステムのIP化を進める「AXIS
T8646 PoE+同軸変換ブレード」を発表した。 アナログからデジタルへ監視システムを移行するには、複数の方法がある。 同軸ケーブルをネットワークケーブルに張り替える場合、費用がかかるのみならず、通常のビジネス運営の大きな妨げとなることがある。
そこで、大規模な設置において現状のインフラを使用することは大変重要になる。 例えば、病院や刑務所などの場所では、その運営上の性質から、システムを停止させてケーブルを張り替えるのはほぼ不可能といってよい。
既に設置されているインフラを利用しつつ、アナログからデジタルにマルチチャンネルシステムを移行させることができると、費用対効果およびビジネス継続の観点から、有益となる。
同社の最新の同軸変換ブレードなら、同軸ケーブルをそのまま利用してIPネットワークを設置できるため、新たにケーブルを取り付ける作業に追われることなく、大規模なネットワークカメラの設置が可能となる。
ソリューションを補完するものとして、「AXIS T8642 PoE+同軸変換アダプター・デバイス用」をカメラ側に設置。 デバイスユニットとネットワークカメラは、別途発売のラックマウントタイプの電源ユニット「AXIS
T8082」「AXIS T8085」を使用して同軸ケーブルを通じて給電できるため、取付とメンテナンスが大変効率的になる。 「AXIS T8646」は、単体での販売、および「AXIS
T8642」デバイスユニット6点が付随したキットでの販売となる。 「AXIS T8646 PoE+ イーサネットオーバ同軸ブレード」でマルチチャンネルのアナログシステムのIP化を推進する。
アクシスコミュニケーションズ(株) TEL 03-5937-2703 http://www.axis.com/ja/ 2016年5月9日発信 |